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ケミカルピーリングをニキビ治療で使うときに効果を最大限上げる方法|現役医師がケミカルピーリングについて考える

こんにちは、ひろきです。

今回は、ピーリング治療について紹介した記事の補足みたいなものです。

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ピーリングの治療を受ければ、
みんなニキビが良くなって、

バンザイ!!バンザイ!!
めでたしめでたし

とはならないところが難しいところなんです。

せっかくケミカルピーリング治療を受けようと決心したら、
それに使うお金、時間、そして肌へのダメージを無駄にしたくはありませんよね。

治療を受けるからには、
治療の効果を最大限発揮できるようにしたいですよね!

今回はそのあたりを紹介したいと思います。

ひろき
ひろき
ケミカルピーリングを受けているのに効果が出ない人がどうしてもいるんだけど、せっかく治療を受けるからには満足のいく効果が出てほしいよね。
今回はどうしたら、効果を上げることができるのか紹介しますよ。

使われる薬剤の選択

ケミカルピーリングで使う薬剤は、
基本的には医師が選択しますが、
自分で使用薬剤を選ぶこともできます。

日本人の肌で安全に使うことができる薬剤は2種類です。

グリコール酸とサリチル酸マクロゴールです。

グリコール酸

特徴は以下の通り
・サリチル酸マクロゴールよりは少し深いところまで浸透する。
・角質をはがす効果
・ニキビの原因細菌を殺す作用
・シミの改善が期待できる

通常はこっちが使われるが、とにかく乾燥する。
また、痛みや刺激症状で使えないことも珍しくない。

サリチル酸マクロゴール

特徴は以下の通り
・表層の角質だけをはがすので、薬剤による炎症を起こしにくい
・皮膚の弾力性を回復する

グリコール酸が使えないときに使われる

効果が出にくい人たちの特徴

一般的に治療期間は

グリコール酸を使う場合は、2週間から1ヶ月ごと、
サリチル酸マクロゴールの場合は1ヶ月ごとで、
3から5回の治療を受けることになります。

なのでだいたい6週間から5ヶ月の治療期間になります。

しかし、男性は皮脂の分泌が盛んで、毛穴の密度も高いので多くの治療回数が必要になります。

ここが重要なことですが
治りにくいニキビを治療しているため、1年から数年かかることもあります。

とにかく時間がかかると思って我慢強く治してください。

ここでどうしても、治療効果がないってやめてしまう人がいるんですが、

ニキビが跡になったり、ひどい状態になれば、

手の打ちようがないってこともありえます。

ニキビが長引いているときは
地道にコツコツとやるしかないです。

ニキビが我慢勝ちするか、
自分が力尽きるか

残念ながら、それが今の医学の限界です。

魔法のようにパッと消えてきれいサッパリニキビがなくなることは、滅多にありません。

「あーなかなか治らんなぁ、、、」

とか言いながら、少しずつ治っていきます。

その他、効果の出にくい人たちは、
アトピー性皮膚炎といった基礎疾患があってコントロールできていないとき、

それから喫煙しているだけでもダメです。
せっかく治療を受けているのに、
効果が出ない原因になります。

そもそも美肌になりたいときは
タバコを吸ってはいけません!!

ケミカルピーリング前後のスキンケアができていないとき

標準的なニキビ治療が困難場合には特殊なニキビの場合があって、
皮膚科専門医に必ず見て貰う必要があります。

それから付け加えですが、
妊娠、授乳中の場合は、ケミカルピーリングの安全性について科学的な根拠がないので、そもそもすすめられていません。

ケミカルピーリング治療前のスキンケア

ケミカルピーリング自体で炎症が起こってシミになる可能性があるので、日焼け止めは必須です。

それから、毛剃、ピーリングオフパック、マスク、マッサージなどのケアを行ってもらいます。

一方で、
ピーリング作用のある洗顔料などの使用は、数日前から中止してもらいます。

ケミカルピーリング治療後のスキンケア

治療の翌日から日焼け止め対策が必須です。

それから徹底的に保湿をしていきます。

保湿、保湿、保湿です!!

皮膚の表面を剥がしているので、
水分が蒸発しやすい状態になっているからなんですね。

ケミカルピーリング”だけ”では治りにくいことを肝に命じておく

ケミカルピーリングだけでニキビが治ることもありますが、
治りにくいときは、塗り薬や、抗生剤の内服、イオントフォレーシスなどを併用することが一般的です。

そういったトータルケアの受けられる皮膚科クリニックを受診することが必要になります。

※イオントフォレーシス
この場合は、ビタミンC、E誘導体を効果的に皮膚に浸透させる方法です。
皮膚のダメージ回復目的です。

まとめ

ケミカルピーリングで効果を最大にするには、細かいケアが長いときで数年必要になります。

ケミカルピーリングを使わないといけないような状況でニキビを治そうというのは、かなり大変ですが諦めたらいけません。

ニキビは多くの場合、7から10日ほどでキレイになくなるものなんですが、こじらせると、どんどん皮膚の構造が破壊されていきます。

それがニキビ跡になって治療するのはかなーーり難しくなります。

なのでまずは予防、次に早めの治療と、今回紹介したようにケアを続けてください

肌がキレイになることのメリットはたくさんありますよ。
一緒に頑張っていきましょう!!

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私の中学生、高校生時代の悩みといえばニキビや肌荒れでした。

繰り返しニキビができるので、
人に会うのが辛かったり、
自己否定におちいったりしていました。

「あーあ、ニキビなくなんないかな」
っていつも思ってました。

その当時、
まったくニキビケアをやってなかったわけではなくて、
むしろ、やりすぎってくらいでした。

そんな私が今では、
「肌キレイですね」って言ってもらえるようになりました。

この経験から、
ニキビに悩んでいる多くの人の力になりたいと思っています。

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